第5部 不登校を支える支援者の皆さんへ

― 子どもに届くのは、“そばにいるよ”の姿勢です ―
日々、不登校の子どもたちやそのご家族と向き合っているみなさん。
まず最初に、心からのありがとうを伝えさせてください。
私たちは、あなたのことを知っています。
見えないところでの努力も、迷いながらの関わりも、全部。
「正解」が見えにくい中で、
それでも子どものそばに立ち続けているあなたに、
深い敬意と感謝の気持ちを込めて、このメッセージを贈ります。
💭 支援の現場って、実はとても“揺れる”場所ですよね
「この子にとって、本当に必要な支援って何だろう」
「家庭の中にどこまで踏み込んでいいんだろう…」
「学校と意見がかみ合わない」
「距離を取ったはずなのに、子どもがもっと閉じこもったように感じる」
支援の現場って、思っている以上に複雑で、孤独なことも多いですよね。
子ども・保護者・学校・行政・地域…
いろんな立場や期待の中で板挟みになることもあるかと思います。
でも、忘れないでください。
あなたが届けている「小さな関わり」が、
誰かにとっての“希望の芽”になっていることを、私たちは知っています。
👀 子どもは、“言葉”より“まなざし”を感じ取ります
不登校の子どもたちは、とても敏感です。
- この人は本気で関わってくれているか
- 自分を評価しているのか、見守ってくれているのか
そういったことを、びっくりするほど鋭く感じ取ります。
だからこそ――
「どんな言葉をかけたか」よりも、
「どんなふうにそばにいたか」が大事。
「支援する」じゃなくて、「いっしょにいる」。
それが、子どもにとっての安心と信頼につながる一歩になります。
🧡 支援者だって、“支えられていい存在”です
「自分の限界を感じてしまう」
「頑張っても空回りしている気がする」
そんな気持ちになる日、ありますよね。
でも、それって「足りない」んじゃなくて、ちゃんと向き合ってる証拠なんです。
- 仲間と語れる場を持つ
- スーパービジョンや研修でリフレッシュする
- 感情を誰かに聞いてもらう
それって、弱さじゃありません。
“支え続けるために必要な自分への支援”なんです。
支援者が安心できる環境があること。
それが、子どもたちの安心にもつながります。
🔍 「知識」と「まなざし」を、どちらも大切に
不登校支援は、法律や制度と、人の心との間にある仕事です。
専門的な知識も大切だし、繊細な気づきも欠かせません。
スクールソーシャルワーカー、教員、相談員、心理士、NPO職員…
どんな立場でも、共通して求められるのは、
「信じて、待つ力」。
すぐに変化が見えなくても、
その関わりが、数カ月後、数年後に子どもの心に残ることもあります。
🎁 最後に
学校でもなく、家庭でもない。
だけど、安心して頼れる「誰か」がいる――
それが、あなたのような支援者の存在です。
子どもたちは、あなたの中に“もう一つの居場所”を見つけています。
揺れながらも、あきらめずに向き合うあなたの姿が、
それだけで、すでに“支援”になっています。
どうか今日も、あなたが大切にされる1日でありますように。
そしてこれからも、子どもたちとともに歩むその道に、
あたたかな希望が灯り続けますように。

🌈 これで全5部の不登校支援ブログシリーズ、完結です。
たくさんの方に「ひとりじゃない」と感じてもらえる記事となっていたら、心から嬉しく思います。
蒼井天馬








