学びと居場所と、地域の灯。2025年の御礼と来年に向けて

皆さまへ
本年も、社会福祉法人蒼天の活動を支えていただき、心より御礼申し上げます。
地域の皆さま、利用者・ご家族、関係機関、ボランティア、協力団体、そして日々現場を支えるスタッフ一人ひとりの力が重なり、今年も多くの挑戦を形にすることができました。
今年の蒼天を一言で表すなら、「子どもたちの“安心”と“学び”を、地域の力で支える拠点が増えた一年」でした。
つくば・松塚で、学びの機会をひらく
4月、つくば市とこどもの青い羽根学習会の協働事業協定を締結し、つくば市松塚にて学習支援「松塚教室」をスタートしました。
筑波大学の大学生をはじめとした若いスタッフチームが中心となり、近隣の小学生から中学生の学びを支える場が動き出しています。
教育格差は、家庭の努力だけでは埋めにくい現実があります。
だからこそ、地域に ”学び直せる場所” つまずいても戻れる場所”があることが、子どもたちにとって大きな意味を持つと改めて実感した一年でした。
稲敷で、平日5日の「子どもの居場所」を運営する
5月からは、稲敷市にて子どもの第三の居場所事業「みんなのひみつきち」の運営を開始しました。
これまで週1回の学習支援のみだった取り組みを、平日5日の運営へと広げたことで、支援の幅が大きく変わりました。
学習支援に加えて、日々の見守りができるようになったことで、子どもたちの小さな変化に気づき、タイミングを逃さず支えられる体制が整ってきています。居場所とは単なる ”空間” ではなく、「関係性の積み重ね」なのだと、現場が教えてくれました。
蒼天祭で、地域の力がひとつになる景色を見た
そして11月には、第2回蒼天祭を開催しました。
日中は稲敷市の市制20周年記念企画として壁画アートイベントを行い、夕方から夜にかけてはキャンプファイヤーイベントを実施しました。
たくさんの地域ボランティアの皆さま、協力団体の皆さま、そして参加者の皆さまが集まり、イベントを成功させることができました。
そこにあったのは、「支える・支えられる」を越えて、地域で“同じ時間をつくる”という力でした。子どもたちの笑顔を中心に、大人たちもまた元気をもらい、つながりを確かめ合う場になったと感じています。
来年に向けて
一方で、地域を取り巻く課題はより複雑になり、支援の継続には人材・運営基盤の強化が不可欠です。だからこそ来年は、次の3つに重点的に取り組みます。
- 障害のある方の生活基盤のさらなる確保を目指して、稲敷内にアパート型のグループホームを開設。
- みんなの学校いなしきにもっと多くの地域の方や一般の方が来てもらえるように、グランドにて花の生産販売・公園化計画。
- つくば市にて拠点となる事業の準備のための事業を開設。
蒼天の願いは変わりません。子どもからお年寄りまで、地域の誰もが安心して暮らせる「みんなが支え合うまちづくり」を、諦めずに進めていきます。
最後になりますが、本年のご支援に改めて感謝申し上げます。
来年も引き続き、蒼天の活動を見守っていただけますと幸いです。皆さまが穏やかな年末年始を迎えられますよう、心よりお祈り申し上げます。
社会福祉法人蒼天
理事長 根本敏宏








