宮本看護専門学校 実習のひとこま 〜心に残ったグループワーク〜

先日、「みんなの学校いなしき」では、宮本看護専門学校の学生さんたちをお迎えし、実習の一環として、障がいのある利用者さんとの関わりや、施設での作業体験などを行っていただきました。
午後からはグループワークを実施。少し疲れが見える時間帯ではありましたが、それでも学生さんたちは最後まで集中を切らさず、目の前の相手の話に真剣に耳を傾けようとする姿がとても印象的でした。
グループワークを通じて、多くの学生さんが「人と関わること」の本質に気づいたようです。
「話を聞いて、相手の好きなことを知ることが、会話のきっかけになると感じました」
「当事者の目線で、相手の苦しみに寄り添える看護師になりたい」
「自分がしんどくなりすぎないように、おしゃれを楽しんだり、自分の感情とも向き合うことが大事だと感じました」
それぞれが、自分の体験を通して得た学びを、自分の言葉で丁寧に語ってくれました。
誰かと向き合うときに大切な「距離感」や「観察する力」、
そして“自分自身を大切にすること”
これらは、看護の現場だけでなく、日常の中でもとても大切な視点です。
障がいのある方とのやりとりに戸惑いながらも、一歩ずつ丁寧に距離を縮めていく学生さんたちの姿には、私たちスタッフも思わず胸を打たれました。
普段なかなか経験できない環境の中で、それぞれが自分なりの関わり方を模索し、しっかりと学びを持ち帰ってくれたように感じています。
この経験が、これから先の実習や将来の看護に活かされていくことを心から願っています。
また、いつでも”みんなの学校いなしき”に遊びに来てくださいね☺️