こども家庭庁より「ひとり親家庭等の子どもの食事等支援事業」の助成をいただきました。

「ひとり親家庭等の子どもの食事等支援事業」のご報告

現在、日本ではひとり親家庭の子どもたちの食事環境が課題となっています。

「おなかすいた」

成長期の子供にとって当たり前の言葉です。

子どもたちは、成長に必要な栄養を十分に摂れなければ、心身の発達に悪影響を及ぼす可能性があると言われますが、その子どもの声に答えられない家庭も多くあります。

特にひとり親家庭等は、親が仕事と家事・育児を一手に担いながら、日々の生活を支えています。そのため、ご飯はインスタントやファーストフード、親が準備できないため子どもが自分で用意しているケースもあります。
さらに最近では物価高騰の影響をうけ、十分な食事、生活環境の維持が難しい家庭も増えています。

そこで、当法人では子どもたちの健やかな成長の支えになればと思い、「ひとり親家庭等の子どもの食事等支援事業」を申請し採択されました。

当法人で行った事業の取り組み内容やその成果についてご報告いたします。

物品の購入

地域の農家さんやお店にお願いして、お米を中心とした食料品、学用品や生活必需品を調達しました。

量が多いので物品を調達しては、ハイエースで配送の繰り返し。

最終的には教室がいっぱいになるほどの物品が集まりました。

物品の仕分け

物品の仕分け作業は、地域のボランティア(桜川地区の更生保護女性の会)の皆さんにお手伝いいただきました。

「これは子どもたち喜ぶわねー!」など楽しそうに話しながら作業されていました。

たくさんの方がお手伝いに来てくれたので、たくさんあった物品もあっという間に仕分けが終わりました。

物品の配達

仕分けした物品は軽トラックへ積み、市役所の職員と法人スタッフで各ご家庭へ配達してきました。

子ども達からは「クリスマスプレゼントみたいだね。」とうれしい声が聞けました。

今回ご協力いただいた皆様ありがとうございました。
・2nd FARM
・ウエルシア稲敷 釜井店
・桜川地区の更生保護女性の会
・稲敷市役所 子ども支援課

助成金の収支報告

助成金について
助成団体こども家庭庁
助成金名ひとり親家庭等の子どもの食事等支援事業
助成金額967,000円
事業報告
事業名ひとり親家庭等の子どもの食事等支援事業
事業実績・日用品
・食料品
・学用品
事業成果普段は接点のない要支援者と実際に顔を合わせることで、直接話をする機会が生まれ、実際の家庭の状況を知ることができました。
また接点が生まれたことで、今後の支援に繋げるきっかけを作ることができました。
収支報告

(収入の部)

項目金額支出明細等
助 成 金967,000円
自己負担額1701円
合   計968,701円

(支出の部)

項目金額うち助成金支出明細等
食糧費515,807円450,000円食材、弁当、飲料、菓子
配付品405,870円450,000円生活必需品・学用品)
燃料費15,146円ガソリン代
配送費1,100円55,500円宅配料等
梱包資材費30,778円12,082円ダンボール箱
合計968,701円967,582円

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