ごちゃまぜの「深川えんみち」に視察に行ってきた。

久しぶりに視察に行ってきたという話。
今回は、日本財団の「日本財団みらいの福祉施設建築プロジェクト」で第1回に採択された「深川えんみち」さん。
実は、うちもこのプロジェクトに第2回3回と申請しましたが、不採択になった。文句を言う気はさらさら無いけど、どのようなところが採択なったのかは興味があったし、採択後の実施・運営状況も見れるため、今回のイベントに参加しました。
行ってみて感じたのは、建物が公園の中にあるため、車がほとんど通らない。お寺や遊べる広い公園があり、歩行者も多く、施設外からの接点も多く取れること。
まず立地がすごくいいなと。
でも立地だけではなく、場所に合わせた施設のデザイン、コンセプトがマッチしているのが良かったと思う。

全面ガラスになっていて、とても開放的。視察中も歩行者の何人かは中を覗き込んでいました。
この拠点は広くないながらも、子どもとお年寄りという複合的なサービスを入り口を一つ(えんみち)にすることで、挨拶から交流が生まれ、それがごちゃまぜの源泉になっていた。

ここが建物の真ん中を縦断する道。
子どもたちがおじいちゃん、おばあちゃんに挨拶しながら通り抜けていきます。
その他、さまざまな地域とへの開かれたサービスから、職員の関わりも開かれた考えや動きになり、「施設らしさ」というあたりまえの概念が、疑われるものとなっていた。
これは、日本財団のプロジェクト通るよね。
それが行った感想だ。
書きたいことは山ほどあるが、今回はこの辺で。
行ってみて感じたこと
今回の視察で、施設という空間の細部の作り方の大事さを学べた。
特に、空間作りによって、施設職員の考え方も変わるんだな、ということをなんとなく感じたし、うちも実践できると思った。
当法人は、廃校を活用した「みんなの学校いなしき」の他に別拠点を作ることを現在検討している。
その作り方を根本的に見直す機会になったかな。
国の補助金等も考えて、ある程度広い土地で複合的な町を作ろうと考えていたが、目標・目的を達成するためには、検討していたより狭い土地・建物でできるかもしれない。
それを気づかせてくれる視察だった。
もう1回練り直すわ。
とりあえず。
最後に
4月よりつくば市にて子どもの学習支援事業を開始するため、現在ボランティアを募集しています。興味のある方は下記をリンクをクリックしてね。
https://activo.jp/s/a/113326
また5月よりみんなの学校いなしきにて、子どもの第三の居場所「みんなのひみつきち」の運営を開始します。こちらの詳細は、今後お知らせブログにて公開していきます。