クリスマスに子どもたちへ本をプレゼントしました。

昨年の12月に行いました「支援が必要な子どもたちへクリスマスプレゼントに本を届ける活動」についてのご報告です。

報告が遅くなってしまいましたが、NPO法人チャリティーサンタさんに協力して、昨年の12月に支援が必要な子どもたちへクリスマスに本をプレゼントしました。

この活動の役割として、チャリティーサンタさんは全国から本の寄付を募り、子どもの支援を行う協力団体へ必要数を送ります。

子どもの支援を行う協力団体は、送られてきた本をラッピングして、一人一人の子どもたちへ届けます。この活動を、「ブックサンタ」といいます。
詳細は、こちらのリンクより。https://booksanta.charity-santa.com/

当法人は協力団体として、子どもの学習支援てらこむが中心となり、この「ブックサンタ」へ参加させていただきました。

本のラッピング

チャリティーサンタさんから送られてきた本は、地域の読み聞かせボランティアさんにラッピングをお願いしました。

「いい本ばかりねぇ」
「これは喜ぶわよ。私達がもらいたいくらい」

と今後の読み聞かせの題材の参考にもなると話してくださいました。

お手伝いいただきました「読み聞かせボランティア」のみなさま

プレゼントのお届け

トラックに本を積み込んでご自宅を訪問しました。地域の子どもたちがトラックの荷台を囲んでまるで小さな本屋さんのようでした。

「自分の本を選んでいいの?」と手にとっては戻し、手にとっては戻しを繰り返しながら選んだ1冊を大事に胸に抱えて家の中に入っていきました。

親御さんは

「なかなか1人に1冊の本を買ってあげられる余裕がないので助かります。本屋さんで見たことのある本もあって、私自身が読んでみたかった本も懐かしい本もありました。」
「冬休みの良い時間の過ごし方になります。」

と仰っていました。

てらこむの子どもたちはみんなで本を机の上に並べて、お互いにおすすめの本を選び合ったり、InstagramやTikTokで見たことのある本もあったようで、「これを読んだら憧れのあの人になれるかも」とにんまりしながら、受け取ってすぐにラッピングを開けて読み始めていました。

てらこむのスタッフと読み聞かせの時間を設けることもでき、みんなが本に夢中になる空間が生まれました。

「お小遣いで本を買うと1ヶ月分なくなっちゃうから、大事にするね。標識麗だし、部屋に飾れるし。かわいいしね。」

とてらこむの子どもたちも胸に抱えて持ち帰っていました。

最後に

本を読む場所、借りて読む場所は子どもたちの生活圏には子どもたちが自分で足を運べる範囲にあります。

しかし、「自分だけの本」「自分のための本」という特別な本を手にする機会を得られる子どもが少ないのだと今回、共に本を手に取り、選んでもらう場面で感じました。

本は「心の財産になる」

本の内容だけではなく、本を手にする特別感や温度感を子どもたちに感じてもらえたと思います。

このような機会を与えてくださいました「NPO法人チャリティーサンタ」様。そして、活動にご協力いただきました「読み聞かせボランティア」の皆さま、改めまして深く御礼申し上げます。

子どもの学習支援てらこむについて

子どもの学習支援事業について、ご興味のある方は下記ページをご覧ください。

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