オープンダイアローグ プレ企画を開催しました

〜スタッフ自身が“福祉”を語り合う時間〜
【実施日】2025年9月19日
【参加人数】スタッフ7名(リモート1名を含む)
先日、スタッフのみでオープンダイアローグのプレ企画研修を行いました。
目的は、日々の業務から一歩離れ、自分たちの心にある「福祉」をじっくり見つめ直すこと。
仕事終わりの開催にもかかわらず、終始活気にあふれ、いつもとは少し違う特別な時間になりました。
思いがけない盛り上がり! アイスブレイク「好きな○○」
最初のアイスブレイクは、「好きな○○ –理由を添えて–」というシンプルなもの。
いくつかお題を用意していましたが、進行の途中で、
「発表者が次の人のお題を指定する」というルールに急遽変更!
戸惑いながらも、
「好きな家事」「好きな場所」「好きな言葉」など、次々と答えが出てきました。
普段から顔を合わせているメンバーでも、意外な一面を知ることができた
「好きなものがない」と話し始めたスタッフが、嫌いなことを語るうちに逆に“好き”を見つけるというプチ奇跡が起こった
このアイスブレイクが、後のテーマへの自然な導入となり、
「ちょっとだけ…」のつもりが予定時間をオーバーするほどの盛り上がりになりました。


敢えて立ち止まり語る 「あなたにとって福祉とは?」
場が和んだところで、いよいよ本題へ。
今回のテーマは、
あなたにとって福祉とは?
これからの福祉って?
2つのグループに分かれて対話を行いました。
まずは「福祉」と聞いて浮かぶイメージを出し合うことからスタート。
セーフティネット、制度、リッチモンド、自己満足、分からない…など、出てくる言葉はさまざまでした。
そこから、日々大切にしている想いや、理想と現実の間で感じるもどかしさ、やりたいけれど実現できていないことなどを率直に語り合いました。
お互いに深く頷いたり、「へぇ〜」と耳を傾けたりする中で、
それぞれが自分自身の考えや感覚を振り返る大切な時間となりました。
いつもと違う表情に出会えた時間
スタッフだけでの実施だったため、立場や役割の意識が完全に消えたわけではありません。
それでも、「敢えて立ち止まり、問いを投げかけられる時間」を持つことで、
普段はなかなか言葉にできない思いを語り、他者の視点に耳を傾けることができました。
仕事終わりの開催で少し疲れもあったはずですが、
語る表情は真剣で、時に熱を帯び、いつもとは少し違う濃密な時間となりました。
これからへ
今回のプレ企画を通して得た気づきや熱量を大切にしながら、
スタッフ一同、これからもより良い「福祉」のあり方を模索していきます。
次回は、スタッフ以外の参加者も迎え、さらに広がりのある対話を目指す予定です。
ぜひご期待ください!








